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【高山村議選】11人が無投票で当選(2025.09.20)

 任期満了に伴う高山村議選(定数12)は16日告示され、11人が立候補し、無投票当選が決まった。

 定数割れによる無投票は2017年以来。村選挙管理委員会によると、再選挙(欠員定数1人)は28年秋に予定されている任期満了に伴う村長選に合わせて行われる。                    
 当選者の内訳は現職9人、新人2人。党派別では共産党2人のほかは無所属。男性10人、女性1人。年代別では40代2人、50代1人、60代3人、70代5人。
 2021年の前回選に続き選挙戦が期待されたが、最後まで低調だった。8月の立候補予定者説明会には10派が出席。その後2人が書類を持ち帰ったが、1人は具体化しなかった。
 新人は8月上旬に自営業の藤沢和人氏(無所属、55、宮関)が出馬を表明。告示日が迫る中で書類を持ち帰っていた自営業の篠原尚光氏(無所属、40、赤和)が届け出た。
 取材に、篠原氏は村内の高齢者の割合が高いことに危機感を覚えたとし、「以前から政治に関心があり、出馬を決めた」と答えた。遊休荒廃地を活用した農業振興や村内の豊かな自然を有効活用したいとしている。
 他にも、議員不在の地区などで候補擁立を模索する動きはあったが実現しなかった。
 村議選は前回選、定数を3人上回る15人が立候補し、12年ぶりの選挙となった。今回は定数を1人下回り、議員の「なり手」不足や村政への関心の低下が表れる結果となった。今後、さまざまな立場の人が立候補しやすい環境づくりや議会の在り方を考える必要がある。
 現職の任期は9月29日まで。10月1日に臨時会を開き、新議会構成を決める。

 

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