
議長選は、梨本氏と11期目の山嵜秀治氏(74、福井原)が立候補した。単記無記名投票の結果、投票総数10票(1人欠席)のうち、梨本氏が7票を獲得して当選した。山嵜氏は3票だった。
梨本氏は決意表明で、今年3月に制定した村議会基本条例に触れ「行政に対し公平・公正な立場で向き合い、監視および評価をするとともに、積極的な政策立案と提言をしながら村づくりの充実に努めたい」と強調。
村議選が定数割れの無投票だったことを踏まえ、今後も「開かれた議会」を推進していくために「子育て世代や中高年世代、定年後の世代など多様な方々が立候補しやすい環境づくりに取り組みたい」と述べた。
副議長選は、髙井氏のみが立候補し、8票を得て当選した。無効2票。
髙井氏も村議選の無投票に触れ「さらに村民の議会への関心を高め、性別や年齢を問わず議会に参画していただけるような議会改革をそれぞれの議員の強みを生かして進めていく必要がある」と訴えた。議員同士が活発に意見交換できる議会を目指し、「私自身が議会改革の先頭に立って努力と行動を続ける」と決意した。