
須坂五岳ロータリークラブ(堀金実会長)が青少年健全育成事業で出展した防災ブースでは、須坂小の児童9人と保護者が防災グッズの使い方や炊き出しを体験した。
いざという時の災害に備え、携帯浄水器や寝袋、非常用トイレの使い方などを学んだ。携帯浄水器で処理した水を飲み「おいしい」と驚いたり「おかわりが欲しい」と話したりする児童もいた。
炊き出し体験ではハンバーグ、チキンライス、さばのみそ煮、オムレツを児童と保護者で協力して作った。4年生の荒井颯真さんは「いろいろなものを作って楽しかった。炊き出し体験は難しかったけどおいしくできて良かった」と笑顔。母親の奈都希さん(35)は「子どもたちが楽しそうだった。自分にとってもいい経験になった」と話した。
炊き出しを指導した松本市炊き出し隊の浅田修吉さん(67)は「今日学んだことを今後に生かしてくれるとうれしい」と話した。